「PROOF ー証明ー」
2000年にアメリカで初演後、トニー賞を獲得した男女４人の会話劇の傑作。
「プルーフ オブ マイ ライフ」のタイトルで映画化もされており、日本でもキャスト、主催を変えて何度か上演されている。
普段は味わえないような、濃密な会話の応酬。
◎STORY
キャサリンの父親ロバートは、天才数学者であったが精神を病んでしまう。
父親から数学の才能と不安定な精神傾向を受け継いでいたキャサリンは、父の看病のために学業を中断せざるを得なくなってしまう。
ロバートが亡くなって数日後、父親の教え子だったハルが家を訪れ、ロバートが残した膨大な量のノートを見たいと申し出る。
ニューヨークでキャリアウーマンをしている姉のクレアが葬儀のためにシカゴに戻った。
クレアはキャサリンにニューヨークへ来るように勧めるが、病人扱いする言動にキャサリンは激昂する。
そんな中、ノートを調べていたハルは、数学界を揺るがす証明が書かれているのを発見する。
一つの数学の証明によって、やがて人の愛情と信頼の証明が試されることになる…
CAST
田中温子
飛世早哉香
松岡春奈
逢坂由委子
白鳥雄介
東山健太
増澤ノゾム
STAFF
作 デビッド・オーバーン
訳 谷 賢一
演出 増澤 ノゾム
舞台監督 下澤 要
照明 笹森 明彦
舞台美術 (株)ほりぞんとあーと
衣裳 佐々木 青
制作 笹森 朝子
協力 小松 悟
脇田 唯
企画協力 佐藤 剛（intro）
「海の上のピアニスト」
98年に巨匠ジュゼッペ・トルナトーレによって映画化され、話題となった「海の上のピアニスト」。
もともとはイタリアの独り芝居として世に出された作品でした。
演じたのは、役によって様々な個性を発揮する俳優、増澤ノゾム。
音楽は舞台・映画の作曲でも定評があり、様々なライブ活動を通じて新しい音楽を常に探究し続けるミュージシャン、奥田祐。
生演奏と独り芝居によって浮かび上がる、夢のようなピアニストの生涯。
◎STORY
豪華客船ヴァージニアン号に置き去りにされた小さな命。
「ノヴェチェント（900）」
世紀の変わり目の1900年に、この船で拾われた彼は、1900の「900」を取ってこう名付けられた。
船を降りることなく成長したノヴェチェントは、やがてピアニストとして信じがたい才能を発揮する。
その音色は、あらゆる人を感動の渦に巻き込み、その噂は海を渡り陸地にまで広がって行く……
彼の親友であったトランペット奏者の口から語られる、世にも不思議な、心揺さぶられるピアニストの物語。
写真はリハーサルの風景です。
CAST
増澤ノゾム
奥田祐（ピアノ）
STAFF
脚本
アレッサンドロ・バリッコ
訳 草皆 伸子
青井 陽治
演出 増澤ノゾム
音楽 奥田 祐
協力 小松 悟
脇田 唯
制作 MAM
