2015年より札幌での公演活動を開始したMAM。
その公演の中から、増澤オリジナル作品「月ノツカイ」、
昨年大好評を得た「父と暮せば」でTGRに初参戦しました!
同じセットで二本立てで上演するという挑戦企画。
「月ノツカイ」が特別賞、「父と暮せば」の高橋海妃が俳優賞を受賞!
嬉しいダブル受賞となりました・・・ありがとうございます!
◎「月ノツカイ」
2015年、MAMの札幌公演第一弾として上演。全く知名度のない状態でのぞんだ公演で、追加公演も含め、なんと全ステージがSOLD OUTという記録的な公演になった。
2017年、オーディションを経て選ばれた、新キャストにより再演。
◎STORY70年代初頭、生き別れだった父の死をきっかけに、炭鉱の抗員として働き始める健司と、由里子。 実は健司・由里子にはそれぞれ誰にも言えない秘密があった。 地元の抗員たち、健司を訪ねてくる学生運動の仲間たち、時代と共にヤマはうごめき、そして「あの瞬間」がやってくる・・・時は流れ、今はこの場にいない夫。娘に語らなくてはならない過去。やがて、由里子の口から語られる真実とは・・・・
◎「父と暮せば」
2015、2016年と東京で連続年上演。共に全ステージSOLD OUTを記録。
2016年、東京キャスト松村沙瑛子・剣持直明に加え、札幌キャストにベテラン松橋勝巳、MAMワークショップから起用する新人、高橋海妃を加えた二組での札幌公演を上演。
大好評を博し、2016年[Re:Z]大賞を受賞。
1948年、夏、広島。終戦から3年。原爆の被害の中生き残った美津江は、
その負い目から恋する気持ちも封じ込めようとしていた。
「恋の応援団長」をかって出て励ます父・竹造。
4日間にわたる、父娘の会話の中で、次第に明らかになって行く真実。
暖かく微笑ましいやり取りの陰に隠れていた、拭い去れない過去とは・・・
父の願いが、底なしの絶望から娘を蘇らせる、魂の再生の物語。
◎CAST
★月ノツカイ
遠藤洋平
成田愛花(劇団ひまわり札幌)
本間健太(ハルベリーオフィス/Rocket Roid!!)
髙岡諒一(熱濃硫酸906)
髙宮千尋(劇団俳優座)
杉山俊介(舞台芸術等企画団体 浦とうふ店)
ヤシン(教文13丁目笑劇一座)
奥山裕貴本庄一登(演劇家族スイートホーム)
黒石海月
吉田仁志
増澤ノゾム
★父と暮せば
剣持直明 (東京キャスト)
松村沙瑛子 (東京キャスト)
松橋勝巳 (札幌キャスト)
高橋海妃 (札幌キャスト)
◎STAFF
「月ノツカイ」作 / 増澤ノゾム
「父と暮せば」作 / 井上ひさし
演出/ 増澤ノゾム
舞台監督/ 下澤 要
音楽/ 奥田 祐
美術/ 高村由紀子
照明/ 鈴木静悟・干場美恵子
音響/西野輝明
衣装/佐々木 青
衣装協力/ 有島由生
演出助手/植津 恵
制作 / MAM
フライヤー題字(父と暮せば)/ 田中真理子
協力 /さっぽろアートステージ2017実行委員会 / 札幌劇場連絡会 / ダブルス / 柳知江美
主催 / MAM / 北海道演劇財団 / NPO法人札幌座くらぶ